交付申請書が届いたのでマイナンバーカードを発行してみた

突然ですが、マイナンバーカード持っていますか?

そのうち、作ろう、作ろうと思っていても、なんとなく面倒で後回しにしている人も多いと思います。

そして、何を隠そう私もその一人でした。

マイナンバーカードは2022年度末までに全国民へ普及させる目標が掲げられていますが、実際の普及率は、2021年5月5日時点で30%とまだまだ低め……

その理由のひとつは、マイナンバーカードを持っていなくても、困るシチュエーションがあまりないことだと思います。

ただ、今後、マイナンバーカードを持っていると便利なケースは確実に増えていくでしょう。

例えば、新型コロナウイルスに関する経済対策で実施された定額給付金は記憶に新しいですよね。その際、マイナンバーカードを持っているとオンラインでの申請もできたため、カードを作ろうと役所の窓口が混雑してしまいました。

必要なときにマイナンバーカードをすぐ発行できないケースも考えられるので、交付申請書が届いたこの機会に発行しておこうと思ったわけです。

皆さんのもとにもこんな封筒が届いていませんでしたか?

マイナンバーカード交付申請書

今回はマイナンバーカードを持つメリット、実際の申請から受け取りまでの流れ、そして、これから申請する人向けの注意点についてまとめました。

「マイナンバーカード発行しようかな~」と迷っている方はぜひ参考にしてください。

※ 手続きに関しては自治体による差があります。記事内では私が住んでいる自治体のケースを紹介しているので、その点についてはご了承ください。

ちょっと面倒でもマインバーカードを発行すべき理由

マイナンバーカードを本人確認書類として使えるのは知っていると思いますが、それだけではメリットが少ないですよね。中学生や高校生ならともかく、運転免許証を持っているならそれで事足ります。

ですが、最近では本人確認以外で利用できるシーンが増えていて、場合によっては運転免許証より便利なこともあるのです。

例えば、次のような点がマイナンバーカードを持つメリットになります。

マイナンバーカードを発行すべき理由

  • 1枚でマイナンバー確認+本人確認を行える
  • さまざまな手続きをネット経由で行える
  • コンビニで住民票の写しなどを発行できる
  • 確定申告で特別控除が受けられる
  • 新たに健康保険証としても利用できるようになる

1枚でマイナンバー確認+本人確認を行える

金融機関や役所での手続きで本人確認書類とマイナンバーが分かる書類の2種類の提出を求められるケースありますよね。

一例を挙げると、毎年2月の半ばから確定申告の受け付けが始まりますが、窓口で書類を提出するときにも必要です。

私は「運転免許証」「マイナンバーの通知カード」の2つを提示しました。提示だったので大して面倒ではありませんが、コピーを提出するときなどは1枚で済んだ方が絶対に簡単です。

マイナンバーカードなら1枚で良いので、少しですが時間もコピーにかかるお金もちょっと節約できますね。

さまざまな手続きをネット経由で行える

記事の冒頭でも少しふれましたが、定額給付金もマイナンバーカードを持っているとオンラインでの申請が可能でした。また、そのほかのさまざまな行政手続きもオンライン化が進んでいます。

マイナンバーカードがあれば行政手続きがオンラインでできる

そのため、マイナンバーカードがないとネットから手続きできないというケースは今後増えていくかもしれません。

もちろん、カード発行が必須でない以上、郵送や窓口での手続きもできますが、自宅のパソコンなどから手続きできると楽ですよね。

コンビニで住民票の写しなどを発行できる

住民票の写しなどを発行する場合、住んでいる自治体の役所へ行く必要がありましたが、マイナンバーカードがあれば近くのコンビニで発行できます。

窓口の開庁時間が平日のみだと仕事を休んだり、早退したりして役所へ行かないといけません。ですが、コンビニなら仕事の前後、休憩時間中でも行けますよね。

コンビニで発行できるのは以下のような書類で、マルチメディア端末を使って毎日6:30~22:30まで手続き可能です。

コンビニで発行できる書類

  • 住民票の写し
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 課税証明書および非課税証明書
  • 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
  • 戸籍の附票の写し

※ 住んでいる市区町村によって発行できる書類が異なります。

また、コンビニだと役所の窓口より手数料が安くなるケースもあります。マイナンバーカードを使うと便利な上にお得なのです。

確定申告で特別控除が受けられる

給与所得者にはあまり関係ないですが、自営業で確定申告をするならマイナンバーカードは節税にも繋がります。

税制改正によりこれまで65万円だった青色申告特別控除が、2020年分から電子申告のみ65万円で、そのほかの郵送や持参しての提出だと55万円の控除に減額されるようになりました。

電子申告するかどうかで10万円分もの差が控除額に生まれるのです。私も青色申告をしたのですが、これを知らずに書類を持参して手続きしてしまいました。

タイミング的に申告期限までにカード発行するのは難しかったですし、丸々10万円が浮くわけでもないものの、電子申告しない理由はないですよね。

青色申告特別控除

参考:国税庁ホームページ 青色申告特別控除額が変わります

新たに健康保険証としても利用できるように

個人的に早く普及してほしいと思っているのが、マイナンバーカードを保険証として利用できるようになることです。

現在、プレ運用中とのことでマイナンバーカードの健康保険証利用は、一部の医療機関しか対応していません。

また、もともと2021年3月より本稼働予定だったのですが、色々とトラブルが発生し、先送りになりました。(2021年10月以降に延期されています。)

健康保険証としても利用できるように

参考:マイナポータル マイナンバーカードの健康保険証利用がはじまりました

本稼働に向けて徐々に対応の医療機関が増える予定とのことです。さらに、確定申告で医療費控除を受ける場合、マイナポータルで医療情報を自動入力できるようになります。

ただし、マイナンバーカードを保険証として使うには、事前に専用アプリなどから別途手続きが必要なので注意してください。

マイナンバーカードの申請から受け取りまでの流れ

ここからは実際にマイナンバーカードの申請から受け取りまでの流れを見ていきましょう。

私の場合は、自宅に届いた「マイナンバーカード交付申請書」に記載されていたQRコードからオンライン申請しました。

申請書に同封されていた書類

  • 個人番号カード交付申請書 兼 電子証明書発行/更新申請書
  • 返送用の封筒
  • 各種案内

マイナンバーカードの発行自体は、「自宅に届いたけどなくしてしまった」「そもそも受け取った覚えがない」という人も問題なくネット、郵送などで手続きできるので安心してください。

私はネットでの申請だったため、返送用の封筒などは使わず、申請自体もスマホから10分ちょっとで完了しました。

申請からカードの受け取りまでの流れを大まかにまとめると次のとおりです。

マイナンバーカードの申請から受け取りまでの流れ

手順 所要時間・期間 手続きの内容
1. 申請 10分前後 ネットなどで申請に必要な情報を入力し、顔写真の登録を行う。
2. 交付通知の受け取り 1ヶ月~ 自治体から「マイナンバーカード交付のお知らせ」が届くので、案内に従って受け取りの予約をする。
3. カードの受け取り 数日~ 予約した日時に指定場所(役所など)へ行き、カード受け取りの手続きをする。

1. 申請

マイナンバーカードの申請方法は「オンライン(スマホ・PC)」「郵送」「証明写真機」の3種類ですが、スマホを使ったオンライン申請がもっとも簡単だと思います。

本来は23桁の申請書IDなどの入力も必要ですが、交付申請書のQRコードを読み取った場合、一部情報は自動入力されるため、いちいち手入力する手間がありません。

メールアドレスを登録したら、画面の指示に従って必要な情報の入力、マイナンバーカードで使用する顔写真の登録をすれば申請は完了です。

スムーズに進めていけば所要時間は10分程度で済みます。

申請ページへアクセス

交付申請書が手元にある場合は、そこに記載されているQRコードをスマホで読み取れば申請ページにアクセスできます。

以下は交付申請書の見本なのですが、右上に申請書ID、右下にQRコードがありますね。

交付申請書の見本

QRコードを読み込まなくてもマイナンバーカード総合サイトにアクセスすればオンラインでの申請が可能です。

ですが、申請書IDが不明な場合、オンラインでの申請はできません。

申請書IDの記入された交付申請書を持っていない場合、手書き用の申請書をマイナンバーカード総合サイトからダウンロードした上で郵送にて申請するか、住んでいる自治体の窓口で申請書IDが書かれた申請書を入手してください。

QRコードから申請ページにアクセスすると、以下のような画面がすぐに開かれます。

QRコードから申請ページにアクセス

最初に利用規約の確認が必要なので、内容を確認した上で、該当箇所にチェックを入れてください。

利用規約の確認

メールアドレスの登録

次にメールアドレスの登録を行います。その際に申請書IDが必要ですが、QRコードからページにアクセスした場合は入力がいりません。

氏名、およびメールアドレスを入力しましょう。

メールアドレスの登録

最後に画像認証で表示された文字列を入力して、「確認」をタップします。入力内容に間違いがないかを確認したら「登録」を押してください。

メールから登録用URLにアクセス

登録が完了すると、指定したアドレスにメールが届きます。

メールから登録用URLにアクセス

そこに記載されているURLから申請に必要な情報を登録しましょう。このURLから手続きできるのはメール受信から24時間以内です。

URLから手続きできるのはメール受信から24時間以内

有効期限を過ぎてしまうと再度、メールアドレスの登録からやり直しになるので注意してください。

端末認証番号の入力

別の端末やブラウザのシークレットモードでメールに記載されていたURLにアクセスすると端末認証のページが開かれます。

その場合は、端末認証をしてから申請情報の登録手続きに入ります。

端末認証

先ほどのメールとは別に認証番号(数字4桁)を知らせるメールが届いているので、その番号を入力してください。

認証番号(数字4桁)

ちなみに、この認証番号にも有効期限があります。

メールの受信から30分で有効期限が切れるため、その時間を過ぎた場合は、登録用URLにアクセスし直しましょう。

顔写真の登録

顔写真の登録ページに進んだら、マイナンバーカードに印刷する顔写真の登録を行っていきます。写真館や証明写真機に行く必要はなく、規格を満たしていればスマホで撮影したものでも大丈夫です。

顔写真の登録

すでに撮影済みのスマホに保存されている写真は「フォトライブラリ」から、その場で撮影した写真を使うときは「写真またはビデオを撮る」のボタンから、使用する顔写真をアップロードしてください。

顔写真をアップロード

最後に「最近6ヶ月以内に撮影された写真である。」「正面、無帽、無背景である。」などの規格を満たしているか再確認して登録は完了です。

ちなみに、私は証明写真機で撮影したデータをスマホに取り込み、それをアップロードすることで申請しました。

確かに自分のスマホのカメラで撮影するのが早いのですが、基本的にマイナンバーカードは同じものを最長10年使用します。
つまり、その間はずっと同じ写真です。

本人確認書類として利用する機会も多そうなので、自撮りしみて「ちょっとな…」と思ったら少しお金をかけても証明写真機や写真館の利用をおすすめします。

また、マイナンバーカードは対応している機種なら証明写真機から申請することも可能です。そのため、証明写真機で顔写真の撮影をする予定なら、申請を一緒に行っても良いでしょう。

申請情報の入力

顔写真の次は、マイナンバーカードの発行に必要な情報を入力していきます。

申請情報の入力

入力するのは次の項目です。

  • 生年月日
  • 電子証明書発行希望有無
  • 点字有無

電子証明書はe-TAX、コンビニ交付サービス(住民票などをコンビニのマルチコピー機で取得できるサービス)などを利用するのに必要になります。

マイナポータルのログインにも必要なので、本人確認以外でもマイナンバーカードを利用するならチェックを入れてはいけません。

ちょっと分かりにくいですが、電子証明書の機能が不要な人のみチェックを入れます。希望者がチェックを入れるのではないため注意してください。

申請情報の確認(申請完了)

あとは申請内容を確認するだけです。以下の項目が再度表示されるので、間違いがないか見直してください。

顔写真、申請日、申請書ID、メール連絡用氏名、メールアドレス、生年月日、電子証明書発行希望有無、点字有無

特に修正する内容がなければ登録ボタンを押して申請完了になります。申請受付完了のメールが届くので、ちゃんと申請できているか確認しておきましょう。

申請受付完了のメール

個人差はあると思いますが、スムーズに入力していくとここまで10分くらいです。時間がかかるとすればおそらく「顔写真の登録」だと思います。

私の場合は不備なく次の「交付通知の受け取り」に進みましたが、写真や登録した内容に不備があったときは1週間くらいで連絡(メール)があります。

自治体から交付通知が届くまでにけっこう時間がかかるので、その間も念のためにメールはチェックするようにしてください。

2. 交付通知の受け取り

マイナンバーカードの発行準備が整うと自治体から手紙で連絡があります。

事前にメールなどでの連絡はないため、交付通知書が届いていないか郵便受けはチェックしておきましょう。

マイナンバーカード総合サイトによれば、申請から自治体での交付通知書の発送まではおよそ1ヶ月です。

ただ、自治体の状況にも左右されるようで、私の場合は2ヶ月近くかかりました。交付通知書を受け取ったら、案内に従って空いている日程で受け取りの予約をする必要もあります。

交付通知書が届いても、予約できる日程が空いていないと受け取れません。そのため、できるだけ早くマイナンバーカードが欲しいという人は、申請自体をできるだけ早めに行った方が良いです。

交付通知書の受け取り

交付通知書には「マイナンバーカード交付のお知らせ」「暗証番号控え」「利用案内」「予約方法・受け取りの案内」が同封されています。

一通り中身を確認したら、まずは受け取りの予約をしましょう。

受け取りの予約

マイナンバーカードの発行準備が整っても、いつでもカードを受け取れるわけではありません。事前に日時を指定して、予約する必要があります。

自治体などで差はあるかもしれませんが、スマホ、もしくはパソコンからの予約は平日のみ、電話は平日と土曜日の予約に対応していました。

いずれの方法も予約は3日後からです。

私は案内に記載されていたQRコードをスマホのカメラで読み取り、予約用ページにアクセスしました。

以下のようにカレンダーに空き状況が表示されるので、日付を指定して、予約できる時間帯をチェックします。

予約できる時間帯をチェック

都合の良い時間帯を選択したら、「交付通知書に記載されている予約ID」「電話番号」「メールアドレス」「半角数字4桁のパスワード」を入力して予約完了です。

このパスワードはマイナンバーカードで使用するパスワードではなく、予約内容の確認のために使うものです。忘れないようにメモしておきましょう。

予約できたらその内容を知らせるメールが届きます。

予約できた内容の知らせるメール

メールは受け取り場所や日時、来庁時に提示するQRコードなどの確認で必要なので、フラグやスターなどの目印をつけて、すぐに見つけられるようにしておくと便利です。

メールに記載されているURLから以下のような予約内容を確認できます。

予約内容を確認

ちなみに、私が予約できたのは最短でも交付通知書を受け取ってから約2週間後でした。

受け取り場所の予約状況によっては、かなり待たないといけないので注意が必要です。

3. 指定の交付場所でカードの受け取り

自治体などによってもマイナンバーカードの受け取り場所は異なりますが、基本的に役所が多いと思います。交付通知書に受け取り場所が記載されているので確認しておきましょう。

また、受け取り場所へ行く前に当日必要な書類への記入も済ませておいてください。受け取りの当日に持参が必要なものは、以下のとおりです。

マイナンバーカードの受け取りで必要なもの

必要なもの 注意事項
【交付通知に同封されていた書類】
・マイナンバーカード交付のお知らせ
・暗証番号控え
どちらも事前に記入しておきましょう。
「マイナンバーカード交付のお知らせ」は受け付けの際に提出し、「暗証番号控え」は暗証番号の設定時に必要です。
予約番号・認証番号 受け取りの予約をした際に番号が発行されます。
本人確認書類 運転免許証、パスポートなどの書類の場合、1点で本人確認が行えます。
ただし、顔写真のついていない書類の場合、以下から2点必要です。
・健康保険証
・介護保険証
・年金手帳、証書
・医療受給者証
・母子健康手帳(市区町村長の証明があるもの)
・生活保護受給証明書
・社員証、学生証(氏名と生年月日、または氏名と住所が記載されているもの)

書類に必要事項の記入

事前に記入が必要なのは「マイナンバーカード交付のお知らせ」と「暗証番号控え」の2つです。

マイナンバーカードで設定する暗証番号は最大で4つですが、4桁の数字で設定するものに関しては、同一の暗証番号でも構いません。

マイナンバーカードで使用する暗証番号

暗証番号の種類 対象者 設定できる暗証番号
署名用電子証明書 申請時に希望した人のみ 6~16桁の英数字
英字は大文字、英字・数字はそれぞれ1文字以上
利用者証明用電子証明書 申請時に希望した人のみ 4桁の数字
(それぞれ同一の暗証番号も可能)
住民基本台帳用 全員
券面事項入力補助用 全員

来庁して受け取り

まずはマイナンバーカードを交付する部署にある発券機で予約票を発券するのですが、そのときに必要なのが予約時に発行されたQRコードです。スマホ画面のQRコードを読み取らせるか、予約番号+認証番号を発券機に入力します。

私は予約していた時刻の10分くらい前に到着したのですが、そこまで並んではなく、すぐに予約票を発券できました。

その後、予約票の番号が呼ばれたら、案内された窓口へ行き、持参した「マイナンバーカード交付のお知らせ」を係りの人に渡し、本人確認書類も提示します。

ここからカードの発行手続きに入り、10分弱待ったところで、別の発行窓口に呼び出されました。発行窓口で再度本人確認書類を提示するとともに、マイナンバーカードの申請時に登録した顔写真との確認も行われます。

マスクをしている場合は一時的に外すように求められるので、ある程度、身だしなみは整えて行った方が良いでしょう。

次にマイナンバーカードに暗証番号の設定をしていきます。

係の人から設定方法の説明を受けて、「暗証番号控え」に記入しておいた暗証番号をモニターにタッチペンで入力します。

暗証番号の設定をしたら、カードの更新に関する説明を受け、特に質問などがなければ手続きはすべて完了です。

待ち時間と説明を受けたり、暗証番号を設定したりする時間は半々くらいで、合計20分くらいでした。

予約制なのでかかる時間はあまり変わらないと思いますが、遅刻したり、必要な書類を忘れたりしないように注意してください。

予約時間を過ぎてしまうと、キャンセル扱いになり、マイナンバーカードの受け取りはできません。

これからマイナンバーカードの申請をする人に注意してほしいこと

実際に私がマイナンバーカードの申請をしてみて、これから手続きする人に注意してほしいことがいくつか見つかりました。

マイナンバーカード申請時の注意点

  • カードの受け取りまでに1ヶ月~かかる
  • マイナポイントの受け付けは終了
  • まだまだ健康保険証として利用できない場所が多い

カードの受け取りまでに1ヶ月~かかる

マイナンバーカードを受け取るまでに、申し込みからおよそ1~2ヶ月かかる

マイナンバーカードの申請自体はそこまで面倒ではありませんでした。別で証明写真を撮るなら多少面倒ですが、スマホでも良いため、自宅にいながら申請できます。

ただし、スマホから申請しても、実際にマイナンバーカードを受け取るまでにはけっこう時間がかかり、私は2ヶ月半くらい待ちました。

また、カードを受け取るために役所へ行く必要がある点にも注意した方が良いでしょう。郵送に対応すれば待っているだけで良いのですが、予約の空き状況を見ながら、スケジュールを空けて、カードを受け取りに行かないといけません。

マイナポイントの受け付けは終了

皆さんご存知の通り、マイナンバーカードの発行が開始されても、まだまだ持っていない人は多いです。そこで発行枚数を増やすために取られた施策のひとつがマイナポイントです。

テレビなどでも取り上げられたので聞いたことある人も多いかもしれませんね。

マイナポイントはマイナンバーカードを持っている人が対象の事業で、手続きすることで、キャッシュレス決済の利用金額に応じて最大5,000円分のポイントが付与されるというものでした。

マイナンバーカードの発行とは別にマイナポイントの申し込みが必要ですが、5,000円分ものポイントが貰えるのですからかなりの大盤振る舞いだったと思います。

ですが、このマイナポイントは2021年4月末で受け付けを終了しています。

もともと目標だった発行枚数には届かなかったため一度は期間が延長されたものの、現在、残念ながらポイントが貰えるといった事業は行われていません。

せっかくならマイナポイントの対象期間中に申し込みたかったという気持ちはありますが、今後、あるかも分からない新たな施策を待つのは無駄でしょう。マイナンバーカードの発行を考えているなら、申請してしまって良いと思います。

まだまだ健康保険証として利用できない場所が多い

私がようやくマイナンバーカードを持とうと思ったきっかけのひとつは、保険証としても利用できるようになったことです。

ただし、現状では、「マイナンバーカードを持っていれば保険証がなくても良い」といった状況にはなっていません。

まず、マイナンバーカードの保険証利用に対応している医療機関はまだまだ少ないです。本始動となれば徐々に増えていくようですが、いつも行っている病院や薬局がいつ対応するかも分かりません。

対応した医療機関についてはステッカーやポスターが掲示されるようです。

ステッカーやポスターが掲示

できるだけ早くマイナンバーカードの健康保険証利用を当たり前にしてほしいですね。

また、現在のプレ運用に参加している医療機関も、マイナンバーカードを保険証として利用する際には「保険証も持参してください」とのこと。プレ運用なのでしょうがないのかもしれませんが、保険証を持参するなら、保険証を提示する方が簡単です。

まとめ

ずっと面倒で持っていなかったマイナンバーカードの申請は想像以上に簡単でした。

特に申請書に記載されているQRコードを使うと、スマホだけでも申請できる点は非常に便利で、入力する内容も多くなく、手間はかかりません。

ただ、問題は発行準備にかかる時間が長く1ヶ月~2ヶ月程度待たなければいけないことです。

繰り返しになりますが、自治体などによって差はあると思います。それでもe-Taxなどでマイナンバーカードを利用する場合、かなり早めに申し込んでおかないと間に合わないこともあるでしょう。

インターネットでほかの方の口コミを見ていると「1ヶ月ほどかかった」という声も聞かれましたが、個人的には、2~3ヶ月程度の余裕があると安心かなと思いました。

マイナンバーカードを発行してから利用の機会はまだないものの、必要になってから申請してもおそらく間に合いません。

今後利用できるシチュエーションは増えていくと思うので、まだ申請していない人はこの機会に発行を考えてみてください。

※ 貸付条件

アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要

レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要