「急に引越しが決まりお金の準備ができていない。」
「引越したいとずっと考えていたけど、費用がなかなか貯まらない。」
「思っていたよりも引越し費用が必要で貯金だけでは足りない。」
そんなときは、引越し費用を金融機関のローンを利用すると良いでしょう。
運転免許証1枚でも申し込みができますし、金融機関によっては申し込みをしたその日にお金を借りることもできます。
ただ、金融機関から引越し費用を借りるのにもいくつか方法があるので、自分の状況やニーズにあった方法を選ぶことが重要です。
この記事では金融機関から引越し資金を借りる方法について詳しく説明しているので、あなたにピッタリの方法がきっと見つかるでしょう。
また、公的な貸付制度で引越し費用を借りる方法についてもふれているので、あわせて参考にしてください。
目次
引越し費用が足りないときにお金を借りる方法
引越しにかかるお金が払えないというときは、銀行や消費者金融といった金融機関で足りない分を借りると良いでしょう。
お金を借りるためには審査がありますが、20歳以上で安定した収入がある方なら十分に審査通過の見込みがあります。
具体的な申込条件に関しては商品ごとに異なりますが、基本的にはアルバイトでもパートでも収入がある方であれば借入ができます。
この記事で紹介する金融機関から引越し費用を借りる方法は次の2つです。
引越し費用を借りる方法
- フリーローンで引越し費用を借りる
- カードローンで引越し費用を借りる(こちらがオススメ!)
どちらの方法でも引越し費用を借りることはできますが、金利の傾向や使い勝手が異なります。
また、カードローンは消費者金融が扱う商品と、銀行が扱う商品があり、それぞれに異なった特徴があります。
これらの方法の特徴について表にまとめました。
引越し費用を借りる方法の比較表
比較項目 | フリーローン | カードローン | |
---|---|---|---|
消費者金融 | 銀行 | ||
審査時間 | およそ1週間 | 最短30分 | 最短1営業日 |
融資までの時間 | およそ1週間 | 最短即日 | およそ1週間 |
金利 | 低め | 高め | やや低め |
資金使途 | 申し込み時に申告 | 原則自由 | 原則自由 |
追加借入 | 不可 | 可能 | 可能 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書 ・資金使途確認書類 |
・本人確認書類 ・収入証明書 |
・本人確認書類 ・収入証明書 |
それぞれの方法の特徴についてより詳しく見ていきましょう。
フリーローンで引越し費用を借りる
フリーローンとは、借りるお金の使い道を自分自身で自由に決められるタイプのローンをいいます。
金融機関によっては多目的ローンと呼ばれることも多いですが、商品の内容に大きな差はありません。
この後で紹介するカードローンも利用目的は問われませんが、フリーローンの場合には、申し込み時点で使い道を申告する必要があります。
つまり、フリーローンを申し込むときには、引越し費用を借りたいということを金融機関に伝える必要があるのです。
そして、借りられる金額はその利用目的に必要な額までなので、お金の使い道や金額の確認ができる書類が必要になります。
引越し費用でいえば、引越し業者からの見積書や請求書、賃貸物件の仲介業者からの請求書や契約書がそれらに該当します。
金融機関によっては支払い済みの請求書に対しては融資をしていないということもあるので、商品ごとの詳細を確認するようにしてください。
多少手続きが煩雑なように思えますが、カードローンと比べて金利が低い点はメリットです。
お金の使い道がしっかりと把握でき、追加借入はできないため、貸し倒れが起きにくく、その分、低い金利での融資ができます。
引越し費用が借りられる主なフリーローン
フリーローン・多目的ローン | 金利(実質年率) | 最大限度額 |
---|---|---|
みずほ銀行多目的ローン ※1 |
変動金利:年5.875% 固定金利:年6.5% |
300万円 |
りそな銀行フリーローン ※2 |
年6.0% 年9.0% 年12.0% 年14.0% |
500万円 |
イオン銀行フリーローン | 年3.8%~年13.5% | 700万円 |
※1 金利は2019年8月に借り入れをした場合です。
※2 適用金利は審査によって決定されます。
カードローンで引越し費用を借りる
カードローンはフリーローンと比べてお金の使い道や、借入方法の自由度がとても高いのが特徴です。
カードローンに申し込むときにも資金使途を申告することはありますが、選択肢の中から主なものを選ぶだけで、フリーローンのように書類で確認はされません。
借りたお金の使い道として事業性資金だけは禁止されていますが、原則自由なので、複数の目的で契約しても問題はないです。
例えば、引越し業者に支払うお金、賃貸物件の仲介業者に支払うお金、大家さんに支払うお金、当面の生活費、家電の購入などなど借りたお金は自由に使えます。
また、カードローンは審査で決まった利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れが可能です。
フリーローンは見積書や請求書などをもとに決められた額が融資され、その後は返済だけを行なっていきます。
そのため、必要な額が増えてしまったというときは、新規で別のローンを組まないといけません。
一方、カードローンなら限度額に達していなければ、追加借入も自由なので、自分のタイミングで好きな金額を借りることができるのです。
借り入れの自由度が高い分、貸し倒れが起きることもあり、他のローン商品と比較すると金利が高めなのがデメリットになります。
ただし、借りたい額やカードローンによっては返済の負担はそこまで大きくならないでしょう。
カードローンは消費者金融か、銀行かによっても金利などが異なるのでどちらを選ぶべきかについて次に説明していきます。
引越しにオススメのカードローン
初期費用が少しだけ足りないときは無利息期間のある消費者金融がおすすめ
消費者金融のカードローンの特徴は次の3つです。
消費者金融の特徴
- 金利は高め
- 無利息期間がある
- 即日融資に対応
あくまでも傾向なので、上記にあてはまらない消費者金融のカードローンもあります。
ただし、大手の消費者金融に限っていえば、ほぼ上記の傾向通りといって良いでしょう。
金利が高めというのは前述しましたが、その分、はじめてお金を借りる人にも使いやすいように無利息期間のサービスがある消費者金融が多いです。
そのため、初回契約者は一定期間、金利が一切発生することなくお金を借りることができます。
例えば、「就職や転職が決まったものの貯蓄がない」というときは消費者金融で引越し費用を借り、無利息期間を活用しながらはじめての給料日までしのぐという使い方も可能です。
引越しにかかる費用については後述しますが、思っている以上に初期費用がかかるものです。
そんなときは無利息期間のある消費者金融でお金を借り、少しでも利息の負担を小さくしましょう。
無利息期間のある主な大手消費者金融は次の4社です。
無利息期間のある消費者金融
消費者金融 | 金利 (実質年率) |
最大限度額 | 無利息期間の内容と条件 |
---|---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 | 初回借入の翌日から30日間 ・プロミスと初回契約であること ・メールアドレスを登録すること ・WEB明細を登録すること |
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 | 契約日の翌日から30日間 ・アコムと初回契約であること |
レイク | 4.5%~18.0% | 500万円 | ①借入金額のうち5万円まで契約日の翌日から180日間 ・レイクと初回契約であること ・限度額1万円~200万円での契約であること ・初回契約翌日から無利息 ・無利息期間経過後は通常金利適用 ・30日間無利息、60日間無利息と併用不可 ②Web申込で借入金額全額、契約日の翌日から60日間 ・レイクと初回契約であること ・Webで申込み、契約額が1~200万円であること ・初回契約翌日から無利息 ・無利息期間経過後は通常金利適用 ・30日間無利息、180日間無利息と併用不可 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 800万円 | 契約日の翌日から最大30日間 ・アイフルと初回契約であること ・無担保キャッシングローンの利用であること |
上記表の消費者金融であればどのカードローンでも即日融資に対応しているので、今日中に引越し費用を払わないといけないというときでも大丈夫です。
ただ、申し込みの時間帯によっては融資が明日以降になるケースもあるので注意してください。
金利や限度額を見るとだいたい同じような数字で迷うかもしれませんが、引越し費用を借りるならプロミスをおすすめします。
ポイントはプロミスのみ無利息期間の開始が「初回借入の翌日から」であるという点です。
引越し費用を借りるのにカードローンを契約しても、契約日にすぐお金を支払うとは限りませんよね?
もしカードローンを契約してから1週間後が支払い日という場合、プロミス以外の消費者金融では、借り入れをしていなくても1週間分の無利息期間が消化されてしまいます。
中には余裕を持ってカードローンの契約を進めたいという人もいると思いますが、無利息期間を十分に活用するには、余裕を持ちすぎるのはあまり良いことではないのです。
プロミスであれば借り入れをするまで無利息期間がスタートしないので、無駄なく30日間の無利息期間を利用することができます。
金利についても他社より若干低めになっており、例えば年17.8%で20万円を借りて1年間(12回)で完済する場合、1ヶ月あたりの支払いは18,316円、最終的な総額は219,796円です。
借りる金額が少ないケースや、より短期間で完済できるケースでは利息はもっと少なくなります。
足りない金額が10万円~20万円程度であれば、プロミスなどの無利息期間のある消費者金融をおすすめします。
長期で返済していくなら低金利の銀行カードローンがおすすめ
銀行カードローンは消費者金融と比較して金利が低い点がメリットです。
フリーローンと比較しても大差ない金利なので、20万円を超える引越し費用を借りたい場合、毎月の返済額を減らし長期で完済したい場合には銀行カードローンが良いでしょう。
引越しや賃貸契約にかかる費用だけでなく、家電や家具の購入費用も借りたいというときは、ある程度まとまった金額になるので金利重視で銀行カードローンを選んでください。
例えば、次のような銀行カードローンであれば低金利で長期の返済もしやすいです。
低金利の銀行カードローン
金利(実質年率) | 最大限度額 | 自社の銀行口座 | |
---|---|---|---|
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 800万円 | 不要 |
三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 |
1.4%~14.6% | 800万円 | 不要 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 | 必要 |
もっとも低い金利を見ると消費者金融との差はあまりないように感じますが、最低金利でお金を借りられるのは高い限度額で契約できる人だけです。
初回契約から利用限度額が100万円を超えるということは稀なので、基本的にはもっとも高い金利が適用されると思ってください。
しかし、銀行カードローンであれば、上限金利が消費者金融よりも低く設定されているため、十分に低金利で借り入れができます。
上記の3社の中でもおすすめなのが楽天銀行スーパーローンです。
楽天銀行スーパーローンでは新規入会・利用で楽天ポイントが貰えるキャンペーンをやっています。
新規入会だけで1,000ポイント、利用実績に応じて最大30,000ポイントが付与されるため、貯めたポイントを楽天市場での家電、家具の買い替えに回すことも可能です。
また、楽天銀行スーパーローンは、楽天の会員ランクによって優遇審査があるので、はじめての借り入れで審査が不安という方も安心でしょう。
楽天の会員ではないという人は、入会キャンペーンはありませんが三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」なら同程度の金利で契約ができます。
UFJ銀行にはテレビ窓口があるので、ローンカードの郵送を待たずにATMからの借り入れが可能です。
少しでも早くお金を借りたいという人もバンクイックが向いているでしょう。
より金利を重視するならみずほ銀行カードローンがおすすめです。
ただし、みずほ銀行口座を持っていないと契約ができないため、カードローンと同時に口座開設も必要になります。
その場合、融資までには2週間以上かかることもあるので注意してください。
みずほ銀行カードローンに限らず、銀行カードローンの審査結果が分かるのは最短でも申し込みの翌営業日です。
そのため、支払い期限が近いときは銀行カードローンだけでなく、消費者金融もあわせて検討した方が良いでしょう。
生活福祉資金貸付で引越し費用を借りる
引越し費用を借りたいが返済が難しい、金融機関の審査に通過できないという方は民間ではなく、公的な貸付制度も検討してください。
貸し付けによって利益を得ることが目的ではないため、金融機関からお金を借りるよりもずっと低金利での借り入れが可能です。
ただし、公的な貸付制度を利用できる人は限られます。
例えば、生活福祉資金貸付という制度で貸付対象になるのは以下のような人です。
生活福祉資金貸付の対象者
低所得者世帯 | 市町村民税非課税程度 |
---|---|
障害者世帯 | 身体障害者手帳などの交付を受けた人が所属する世帯 |
高齢者世帯 | 65歳以上の高齢者の所属する世帯 |
基本的に、民間の金融機関からの借り入れができないような人でないと生活福祉資金貸付を利用することはできません。
この制度が利用できるかどうかは住んでいる地域の社会福祉協議会で相談できます。
相談した結果、貸付対象者になると判断された場合にのみ、その後の手続きを取ることが可能です。
申し込みが認められた場合には、生活福祉資金貸付の総合支援金「住宅入居費」という資金の種類の貸し付けで引越し費用を借りることができます。
総合支援金「住宅入居費」
資金使途 | 敷金や礼金などの賃貸契約にかかる費用 |
---|---|
貸付利子 | 保証人あり:無利子 保証人なし:年1.5% |
限度額 | 最大40万円 |
返済期間 | 6ヶ月間の据置期間終了後、10年以内 |
保証人 | 原則必要。ただし、保証人なしでも申込可能 |
消費者金融や銀行のローンよりも資金使途や利用条件に厳しい制限があります。
一方、利益を目的としていないため、保証人がいれば無利子、保証人がいなくても年1.5%という低金利で貸し付けが受けられます。
貸付日から6ヶ月間は据置期間として返済の必要はなく、据置期間の終了後、10年以内に全額の返済が必要です。
カードローンやフリーローンを問題なく利用できる経済力があると貸付対象から外れる可能性が高いですが、反対に返済能力がないという方の利用もできません。
まずは居住地域の社会福祉協議会で事前相談をしてみましょう。
引越しにかかる費用の相場はいくら?
引越しは運ぶ荷物の量や、移動距離などによって大きく値段が変わります。
特に単身ではなく、家族での引越しという場合にはある程度まとまった費用がかかるでしょう。
価格.comによれば、引越し費用の相場は次の通りです。
引越し費用の相場
移動距離 | 単身(荷物小) | 2人 | 3人 |
---|---|---|---|
~15km未満 同市区町村内 |
平均35,908円 | 平均80,848円 | 平均94,074円 |
~50km未満 同都道府県内 |
平均40,492円 | 平均80,858円 | 平均102,819円 |
~200km未満 同一地方内 |
平均53,336円 | 平均105,741円 | 平均140,062円 |
~500km未満 近隣地方 |
平均51,048円 | 平均114,035円 | 平均173,764円 |
500km~ 長距離 |
平均62,294円 | 平均147,760円 | 平均194,882円 |
上の費用は引越し業者に支払う料金だけなので、引越しにかかる初期費用はより高額になります。
では、引越しにはどのような費用がかかるのでしょうか?
次に引越し費用の内訳を見ていきましょう。
引越しにかかる費用の内訳
引越しをするにあたっては次のような費用がかかります。
引越し費用の内訳
- 引越し業者に支払う費用
- 敷金
- 礼金
- 当面の家賃
- 火災保険料
- 仲介手数料
- 家具、家電の購入費用
など
引越し全体でかかる初期費用は、家賃の5ヶ月分が目安といわれています。
つまり、家賃が6万円なら30万円程度、10万円なら50万円程度ということです。
あくまでも目安なのですが、だいたいの金額を把握するのには役立つでしょう。
引越し業者に支払う費用
前述の通り、引越し業者に支払う費用は荷物の量や移動距離に応じて決まります。
単身で同じ市区町村内での引越しという場合には3万円前後で収まりますが、3人家族で長距離の引越しという場合には10万円を超えてくるでしょう。
賃貸契約に関する費用
賃貸物件に引越しする場合には、様々な初期費用がかかります。
毎月の家賃が払えれば大丈夫というわけではないので、あらかじめどのような費用がかかるのかを把握しておきましょう。
敷金
敷金とは退去時にかかる部屋の修繕・清掃費用などにあてられ、賃貸物件を契約するときに貸主に対して事前に預けておくお金です。
通常、敷金は家賃の1ヶ月~2ヶ月分というケースが多いため、引越し先の家賃によって大きく変動します。
退去するときは、敷金から修繕・清掃にかかった実費が引かれるか、もしくは、あらかじめ決められた金額が引かれ、残金については返却されます。
ただし、通常使用の範囲を超えた損傷があり敷金だけではまかなえないという場合には、足りない分を請求されることもあるので注意してください。
また、敷金0円というときは、実費が退去時にかかります。
初期費用は抑えられますが、その点については覚えておきましょう。
礼金
礼金は貸主に対して支払うお金で、お礼の意味合いがあります。
敷金と異なり、礼金は一切返金されません。
敷金と同様に家賃の1ヶ月~2ヶ月分とされていることが多いです。
また、礼金0円という物件もありますが、新築・築浅の物件では礼金が必要なケースが多くなります。
仲介手数料
仲介業者を通じて賃貸物件を紹介してもらった場合には、家賃の0.5ヶ月~1ヶ月を仲介手数料として支払います。
仲介手数料に関しては法律によって上限が決められており、中には無料の物件もあります。
相場としては家賃半月分で考えておくと良いでしょう。
家賃
引越しする場合、入居日~月末までの日割り家賃、および向こう1~2ヶ月分くらいの前家賃を支払うのが一般的です。
前家賃に関しては把握していないと想像以上に初期費用がかかることになり、なかなか捻出するのが難しいでしょう。
ただし、家賃を前払いした形なので、前家賃として納めた翌月、翌々月分に関しては支払い不要です。
家賃自体が高額だと契約時点でかなりまとまったお金の支払いが必要になるので、仲介業者などに確認するようにしてください。
火災保険料
賃貸物件に入居するときには、同時に火災保険への加入も必要になります。
加入する保険によって費用は異なりますが、2年契約で1万円前後というケースが多いです。
火災以外のトラブルでも火災保険が利用できるケースもあるので、どのような補償が受けられるかを確認しておきましょう。
その他の費用
その他、鍵の交換費用がかかったり、保証会社を利用するときは保証手数料がかかったりします。
仲介業者から支払う費用の金額と内訳、支払い期限などの案内されるはずなので、よく説明を聞いておきましょう。
家電や家具の購入にかかる費用
実家を出る場合などには新たに家電や家具を購入する費用も必要です。
また、引越しのタイミングで古くなった家電、家具を買い替えたいという人も多いでしょう。
例えば、はじめて一人暮らしをする場合には、次のようなものが必要になります。
一人暮らしで必要な家具・家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 掃除機
- 炊飯器
- テレビ
- ベッド
- カーテン
などなど
さらに食器や収納家具、細々としたものを買い揃えるとなると費用はかさんでいきます。
初期費用があまりにも高額だと厳しいという方は、必要最低限のものだけを買い揃えて、後から買い足していくという方法でも良いでしょう。
引越しの前には必須だと思っていても、いざ引越ししてみると要らなかったということもあります。
引越しにかかる初期費用を抑えるコツ
最後に引越しにかかる費用をできるだけ安く抑えるコツについて説明していきます。
すでに物件の候補が決まっているという方でも実践できるコツはあるので、しっかりと目を通してください。
今回紹介する初期費用を抑えるコツは、以下の6つです。
引越しの初期費用を抑えるコツ
- 家賃の低い物件を見つける
- 引越し業者の繁忙期を避ける
- 引越しは複数の業者で一括見積もりをする
- 引越しのプランを比較する
- 引越し業者ごとの割引を活用する
- 引越し前に新居に持っていくものを厳選する
家賃の低い物件を見つける
家賃によって敷金・礼金、日割り家賃、前家賃が決まるため、できるだけ家賃は低い方が初期費用を抑えられます。
ただ、条件の良い物件を必ず見つけられるとは限らないため、どこかで妥協せざるを得ないことが多いでしょう。
また、家賃は年間通して一定というわけではなく、空室の状態が長く続いた部屋であったり、入居者が少ない時期であったりは家賃が下がることもあるのです。
家賃は初期費用だけでなく、住んでいる期間中はずっとかかるものなので、収入に対して無理のない金額になるようにしましょう。
家賃の目安としては月収の3分の1までだといわれており、それを超えると入居審査に通過できない可能性が高まります。
引越し業者の繁忙期を避ける
引越し業者の繁忙期というのは、料金が高騰する時期でもあります。
進学、就職で引越しをする場合には、高いから引っ越さないという選択ができないため、多少値段が高くても引越し業者の需要があるのです。
引越し業者は3月、4月がもっとも忙しく、繁忙期にあわせて料金も上がり、予約を取るのも困難になっていきます。
年明けの1月くらいから人気のある物件はどんどん埋まっていくため、この時期の引越しは賃貸物件の選択肢も少なくなるでしょう。
時期の調整ができるなら、5月以降~年末くらいまでに引越しした方が費用を抑えられます。
引越しは複数の業者で一括見積もりをする
引越し料金は、依頼する業者によっても大きく異なるので一括見積もりをしましょう。
簡単に複数の会社に見積もりを依頼できるので、料金やプランなどを比較した上で、最適な業者を見つけることができます。
一括見積もりをした直後は、複数の引越し業者から電話がかかってきますが、デメリットといえるのはその点ぐらいです。
多少対応が面倒というくらいで、それ以外にはメリットしかないので、ぜひ一括見積もりを活用してください。
引越し業者が決まった後は、他社から電話がかかってきても「すでにお願いする業者を決めました!」と伝えればしつこくセールスを受けることもないでしょう。
引越しのプランを比較する
同じ引越し業者でも、どのようなプランを選ぶかによって値段が大きく変わります。
例えば、荷物の梱包などからすべてを業者に任せたいという場合と、荷物の運び出しと運搬、運び入れだけを任せたいという場合とでは、前者の方が高額になります。
できるだけ楽をしようと思うとそれだけお金がかかるので、自分でできることは自分でやった方が引越し料金を安く済ませることができるのです。
他にも、運び出しをする日だけを指定して、詳細な時間は業者に一任するというプランもあります。
繁忙期などは日に何件もの引越しを担当するのが普通なので、時間指定をしないだけでも割引をしてくれる場合もあるので確認してみてください。
引越し業者によってもプランなどが異なるので、引越し作業の負担と費用の負担の兼ね合いを考えながら最適なプランを選びましょう。
引越し業者ごとの割引を活用する
引越し業者にはいくつか割引があるので、上手に活用すれば通常料金よりも安く引越しができます。
例えば、次のような割引があります。
引越し料金の割引
早割 | 引越し日よりも一定期間以上前に予約することで適用 |
---|---|
インターネット割 | ネットからの引越し予約で適用 |
平日割 | 荷物の搬出と搬入が平日の場合に適用 |
複数の割引を併用できるケースも多く、上手に活用すれば1万円以上の割引を受けられる可能性もあります。
割引内容は引越し業者によっても違うので、割引内容も含めて引越し業者を比較すると良いでしょう。
引越し前に新居に持っていくものを厳選する
引越しする前に荷物を整理することも重要です。
新居に持っていく荷物が減れば引越し料金が安くなる可能性もありますし、不用品をリサイクルショップなどで売却すればお金にもなります。
不用品が少なくなれば引越し後の作業負担も減るので、面倒だと思わずにしっかりと整理をしておきましょう。
引越し後に処分をするというのはお金の無駄なので、引越し前に売却・破棄をして少しでも節約できるようにしてください。
引越し費用を借りるならカードローンがおすすめ!限度額までなら自由に借り入れできる
公的な貸付制度で引越し費用を借りることも不可能ではありませんが、貸付対象者が限られるので、消費者金融や銀行などでお金を借りる方が一般的でしょう。
中でも引越しのためにお金を借りるならカードローンがおすすめです。
利用限度額の範囲で自由にお金が借りられるので、借りたお金は引越し業者への支払い、敷金・礼金の支払い、家具・家電の購入など好きな目的で使えます。
もちろん、引越し後、当面の生活費を補填する目的でも利用できます。
できるだけ早くお金が必要、借りたい金額が10万円~20万円くらいという方は、無利息期間のある消費者金融に申し込むと良いでしょう。
即日融資に対応していて、一定期間は無利息負担0円で借り入れが可能です。
一方、20万円を超えるような額を借りたい方は、低金利な銀行カードローンがおすすめです。
消費者金融よりも金利が低いので、まとまった金額を借りても利息負担を軽減できます。
ただし、即日融資には対応しておらず、借り入れまでには1週間程度要することも多いので、支払い期限がいつなのかはしっかりと確認してください。
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要