アコムは多くの人が知っている大手消費者金融の1社なので、学生の中にも「アコムでお金を借りようかな」と思っている人はいるでしょう。
そのときに気になるのは以下のような点だと思います。
「学生でもアコムの審査に通るのかな?」
「親にバレたら嫌だな…」
「いくらまで借りられるんだろう?」
この記事ではそのような学生ならではの疑問を解決していきます。
アコムのカードローンに申し込もうと思っている学生はぜひ参考にしてみてください。
目次
アコムのカードローンなら学生の申し込みもOK!
消費者金融ごとに融資条件は異なりますが、アコムなら学生も申し込めます(高校生は不可)。
カードローンの契約には審査があるものの、学生だからという理由で申し込みを断られることはありません。
実際、アコムのホームページでも、審査基準を満たせば学生の契約も可能だと書かれているので安心してください。
アコムの審査に通るための条件
アコムの審査に通るどうかは申し込んでみないと分かりません。ですが、アコムの契約には次のような条件があります。
アコムの審査に通るための条件
- 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たすこと
収入はアルバイトでも大丈夫です。同じ職場(バイト先)から2ヶ月以上連続して給料を貰っているなら、安定した収入だと考えられます。
申し込みフォームでは勤め先の情報も入力していきますが、勤務形態の欄には「学生(アルバイト等)」という選択肢があります。学生はそれを選択した上で、アルバイト先などの勤務先情報を入力してください。
審査に通るか不安な学生は、アコムのホームページで3秒診断をしてみましょう。年齢、年収、他社からの借入状況の3項目を入力するだけで、お金を借りられるのかすぐに診断してくれます。
※ 診断の結果は簡易的なものです。実際の審査結果とは異なる場合があります。
アコムを利用できない学生の特徴
アコムのカードローンは学生でも契約できますが、先ほどの条件を満たしていないなら審査に通るかどうか以前の問題です。
審査に通過できる学生もいる一方で、次のような学生はアコムを利用できません。
アコムを利用できない学生の特徴
- 10代である
- バイトしてない
- 10代である
アコムの契約は20歳以上なので、学生かどうかに関係なく10代の人は契約できません。
年齢は申し込みフォームに入力するだけでなく、運転免許証などの本人確認書類によってもチェックされます。どのような書類が必要かは後述しているので、そちらも確認してください。
- バイトしてない
アコムの審査に通るためには安定した収入がいるので、学生ならアルバイトなどを行っている必要があります。
「安定した収入」と聞くと会社員(正社員)をイメージするかもしれませんが、雇用形態は関係ありません。また、収入が多いことよりも、安定していることが重要です。
月数万円のアルバイトでも継続しているなら最低限の条件は満たせているでしょう。実際、アコムが公開している契約者データによれば、顧客の20%~25%程度は年収200万円以下です。
アルバイトによる年収が100万円に満たない学生も多いと思いますが、それほど収入が多くなくても大丈夫だと分かりますね。
アコムの審査で実施される在籍確認は学生にもある?
アコムは原則、お勤め先へ在籍確認の電話をしません。
もし電話連絡の実施が必要になった場合でも、事前連絡なしに、バイト先に電話がかかることはないので、安心してください。
電話確認をする際は、アコムの担当者から申込者の勤務先へ電話がかけられます。アルバイトをしている学生であれば、そのバイト先に電話がかかってきますが、特別な準備などはいりません。
「◯◯さんはいらっしゃいますか?」のような電話がかかってくるので、それに自分自身が代わる、もしくは「◯◯は本日休みなのですが…」のような返答が他の人から聞ければ在籍確認できたことになるのです。
この電話で本人以外にアコムという社名を名乗ったり、用件を伝えたりはしないので安心してください。
ただ、「学生なのにバイト先へ電話がかかってきたら怪しまれるんじゃない?」と心配になる人もいるでしょう。
その点について詳しくは「アコムの在籍確認をなしにする方法はある?アコムから会社への電話を免除してもらうには?」で説明しています。
学生がアコムのカードローンに申し込む際に必要なもの
カードローンは様々なローン商品の中でも、必要な書類が少ない方です。例えば、アコムのカードローンは運転免許証だけで申し込むこともできます。
しかし、学生だと「まだ運転免許持っていないんだけど…」なんてこともあるでしょう。申込条件をクリアしていても、必要書類を用意できないと契約はできないので注意してください。
アコムの申し込みには次のような本人確認書類が必要になります。
アコムの本人確認書類
提出方法 | 提出する書類の組み合わせ | 本人確認書類 |
---|---|---|
スマホアプリからかんたん提出 | 本人確認書類から1点 | 【本人確認書類】 ・運転免許証(表・裏) ・パスポート(写真・住所記載部分) ・マイナンバーカード(表面のみ) ・健康保険証(表・裏※上記いずれかの交付を受けていない方) 【補足書類】 ・住民票の写し ・公共料金の領収書(電気・ガス・水道・NHK等) |
Web(アップロード) | 本人確認書類から2点 または 本人確認書類1点+補足書類1点 |
|
FAX | ||
郵送 |
※ 補足書類は発行日から6ヶ月以内のものです。
※ 保険証を提出する場合、記号・番号・保険者番号・QRコードを写らない状態にしてください。
※ 本人確認書類の住所と現住所が異なる場合、現住所が記載されていない場合は、公共料金の領収書、または住民票の写しの提出も必要です。
必要な書類は提出方法によって以上のように異なります。
また、希望する限度額が50万円を超えるとき、希望する限度額と他社借入残高の合計が100万円を超えるときには、源泉徴収票や給与明細書といった収入証明書も必要です。
学生の場合、どちらにも該当しないと思いますが、一応知っておきましょう。
上記の表を見ると分かることじゃが、本人確認書類として大学や専門学校が発行する学生証は使えんぞ。学生証のような学校が発行したものは、本人確認書類としては不十分であり、必ず上記のような書類が必要になるから覚えておくのじゃ。
学生にも嬉しいアコムのカードローンの特徴
アコムのカードローンはただ学生でも利用できるというだけではありません。学生にとって嬉しいメリットがたくさんあります。
アコムのカードローンの特徴
- 学生も即日でお金を借りることができる
- お金の使い道は原則自由
- 学生もはじめてなら30日間の金利が0円
学生も即日でお金を借りることができる
アコムの審査は最短20分で、即日融資にも対応しています。(※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
曜日、時間帯などにも左右されますが、インターネットから申し込むとすぐに審査結果が分かり、そのままネットや来店で契約を行えます。
振込融資で自身の口座に必要なお金を振り込んでもらうこともできますし、ローンカードがあればATMでキャッシングも可能です。
アコムはカードレスキャッシングにも対応していて、スマホアプリを使えばセブン銀行ATMからお金を借りることもできるぞ。
お金の使い道は原則自由
アコムのカードローンは事業性資金を除いて資金使途が自由です。そのため、生活費以外にも、学費や資格の取得費用、趣味、卒業旅行などの資金にも充てられます。
カードローンならお金の使い道について細かく聞かれることはありません。
学生もはじめてなら30日間の金利が0円
はじめてカードローンでお金を借りる場合、利息が心配だと思います。
ですが、アコムには契約の翌日から30日間の金利が0円になる「30日間金利0円サービス」があるので、利息の負担を少しだけ軽減できるのです。
無利息期間の終了後は通常の利息が発生しますが、30日間でも金利が0円になるのは嬉しいですね。
※ アコムが不適当と判断した場合はサービスの対象外になる可能性があります。また、無利息期間中の返済はすべて元金に充当され、ATM利用手数料が発生した場合は、ATM利用手数料、元金の順に充当されます。
アコムのカードローンは学生だとどのくらいの金利、限度額になる?
先ほど無利息サービスについて少しだけふれましたが、アコムは学生だとどのくらいの金利、限度額になるのかも気になりますよね。
アコムの金利と限度額
金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
遅延損害金(年率) | 20.0% |
限度額 | 1万円~800万円 |
金利、限度額ともに◯~△のようになっていて、これはこの範囲でアコムが審査によって決定するということです。限度額については申し込み時に「希望契約額」を入力するものの、希望した金額で契約できるとは限りません。
金利も限度額もかなり幅がありますが、学生の場合、金利は年18.0%、限度額は10万円前後で考えておくと良いでしょう。
ただし、返済に遅れている間は、年20.0%の遅延利率が適用されるので注意してください。
金利は年18.0%が目安
年18.0%という利率はアコムのカードローンの上限ですが、学生はこの金利での契約になる可能性が高いです。
カードローンは返済能力が高い人ほど大きな限度額で契約しやすく、限度額が高いと金利は低くなる傾向にあります。
学生に限らずはじめて契約するときはアコムからの評価が低くなりやすいということもあって、上限金利である年18.0%での契約になるケースが多いのです。
学生はアルバイトをしていても収入があまり多くないため、上限金利での契約になる可能性がより高いでしょう。
学生の限度額は10万円前後が多い
金利と同様にいくらまで借りられるのかも審査で決まります。アコムの限度額は最大800万円ですが、例えば、いきなり100万円を超えるような限度額で契約できる人はかなり少ないでしょう。
学生の場合は、10万円前後になることが多いと思ってください。
中には「どうしても20万円借りたい!」「余裕を持って30万円の限度額がほしい」なんて人もいるかもしれませんが、学生にとってはなかなか厳しい限度額です。
アコムなどの消費者金融は総量規制の対象で、借りられるのは最大でも年収の1/3までと法律で決められています。
総量規制による限度額の制限
最大限度額 | 必要な年収 |
---|---|
30万円 | 90万円 |
20万円 | 60万円 |
10万円 | 30万円 |
また、総量規制ギリギリの限度額で契約できることもほぼありません。通常、年収の1/3よりもずっと低い限度額での契約になるため、学生のアルバイトでは10万円前後になることが多いでしょう。
アコムのカードローンを親バレせずに利用するポイント
アコムのカードローンには連帯保証人や担保といったものが不要で、本人以外の誰かに連絡が行くことは原則ありません。
ですが、「アコムのカードローンでお金を借りていることが親にバレた!」なんて口コミもあるので、周りにバレないように注意はすべきでしょう。
特に学生だと実家から学校に通っている人も多いと思います。アコムから直接両親に連絡が行くことはなくても、自宅に届いた郵送物で親バレしてしまうケースはあります。
アコムのカードローンを親バレせずに利用するためには、以下の4点に注意してみてください。
アコムのカードローンを親バレせずに利用するポイント
- カードレス契約を選択する
- 自分にあったローンカードの受取方法を選ぶ
- 利用明細書はネットで確認する
- 毎月の返済日に遅れないようにする
カードレス契約を選択する
アコムでは、「カードレス契約」が選べます。
カードレス契約とは、その名の通りローンカードの発行なしで契約するスタイルです。自宅への郵送物(カード)なしで契約できるので、親バレの可能性もかなり低くなるでしょう。
ちなみに、カードレス契約にすると「振り込み」または「スマホATM」で借り入れをします。
「スマホATM」とは、セブン銀行ATMとアコムの公式アプリを連動させて借り入れを行うサービスで、お財布にローンカードを入れておく必要もないので、スマホで簡単に利用できますね。
一方で、自動契約機(むじんくん)にあるアコムATMやその他提携ATMは、物理的にカードがないと借り入れできないことだけ覚えておきましょう。
自分にあったローンカードの受取方法を選ぶ
カードを手元に置いておきたい人は、ローンカードを発行するを選択します。契約手続き完了から、1週間ほどで自宅に郵送されるでしょう。
アコムからの郵送物には「ACサービスセンター」が使われるため、たとえ家族が簡易書留で送られてきた郵送物を受け取っても外からは分かりません。ただ、「怪しまれるかも…」「勝手に中身を見られるかも…」という不安もありますよね。
もし家族と一緒に住んでいるなら、申し込みなどはネットで済ませて、カード発行は自動契約機(むじんくん)でしましょう。
この方法なら契約時に発行される書類、カードはその場で受け取れます。
一方、実家を離れて一人暮らししている学生は、ローンカードを郵送で受け取っても良いと思います。
「自動契約機に入る方が嫌!」という学生も多いと思うので、自分にとって都合の良い方を選んでください。
利用明細書はネットで確認する
アコムのカードローンを利用していると利用明細書が届くこともあります。利用明細は法律で発行が義務付けられている書類でもあるのですが、事前に書面の受取方法が「電磁交付」になっていれば郵送を回避可能です。
はじめての契約では、審査通過後に届く「契約手続きのお願い」メールから電磁交付の登録をしましょう。電磁交付だとアコムのカードローンの以下のような内容をすべてインターネットで確認できるようになります。
ネットで確認できる明細書の内容
明細書 | 内容 |
---|---|
貸付明細書 | カードローンの借り入れに関する取引内容 |
入金明細書 | カードローンの返済に関する取引内容 |
毎月の返済日に遅れないようにする
電磁交付を利用すれば自宅に利用明細などが届くことはありませんが、督促に関する書類は例外です。各種書類をネットで閲覧できるような設定にしていても、延滞時に届くような書類は自宅住所へ郵送で送ります。
初期の滞納は携帯電話などに連絡が行くので、その際にしっかりと対応すれば問題ありません。うっかりしていただけならいつまでに入金するのかを伝えて、速やかに延滞を解消しましょう。
アコムの返済日は毎月指定日、もしくは35日ごとです。35日ごとを選んだ場合は、前回の返済を行った日の翌日から35日目が次の返済期日になります。毎月指定日よりもやや複雑になるので、返済日の管理には注意してください。
ちなみに10万円を年18.0%の金利で借りて、1年間で完済するとき、月々の返済は約9,000円です。月々の返済額はもっと下げることも可能ですが、そうすると最終的に負担することになる利息は増えてしまいます。
アコムのホームページにある「ご返済シミュレーション」で利息や月々の返済額は簡単に調べられるので、シミュレーションしてから借りるようにしてください。
親バレしないコツについてさらに詳しく知りたいという場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
大学生が親にバレずにカードローンでお金を借りる!親バレしない方法とコツを解説!
アコムのカードローンを利用すると就活に影響する?
アコムは大手消費者金融の1社ですが、「消費者金融でお金を借りても大丈夫かな?」と不安に思っている学生もいると思います。特に就活を控えているなら、面接を受ける企業、入社する企業に消費者金融の利用がバレないか心配ですよね。
しかし、一般の企業が就職を希望する学生のカードローン利用を知ることはありません。
カードローンに関する情報は契約している消費者金融などから信用情報機関へと提供されますが、それはローンやクレジットカードなどの審査でのみ利用されます。
自分自身の登録内容は手続きすれば開示してもらえますが、審査をする金融機関以外が信用情報を選考に利用することも、学生に信用情報の提出を求めることもないと思って良いでしょう。
ただし、アコムへの返済に遅れたことがあるなら、信用情報に延滞の記録が載っている可能性はあります。延滞などのトラブルは信用情報に一定期間登録されるため、学校を卒業した後もしばらくはローン、クレジットカードの審査に通りづらくなります。
アコムのカードローンでお金を借りても就活には影響しませんが、信用情報に傷をつけないように注意しましょう。
その他にも学生のカードローン利用に関する噂は色々とありますよね。以下の記事ではそのような噂の真偽の説明、学生ローンとの比較をしているので気になる方はチェックしてみてください。
【丸わかり】学生ローン!学生がお金を借りるならカードローンを利用すべき理由
【まとめ】アコムのカードローンは学生も利用可能!20歳以上で収入ありが条件
学生でもどうしてもお金が足りないときはあると思います。アコムのカードローンなら20歳以上で、アルバイトなどでの収入があれば審査を受けられるため、学生でもお金を借りることができるのです。
アコムなら即日融資も可能で、はじめての契約なら30日間金利0円サービスがありますし、手続きの方法を工夫すれば郵送物は届きません。
そのため、親バレすることなく借り入れができるでしょう。
その一方で、審査は甘くありませんし、学生だと限度額も低めになりやすいです。
アコムの限度額は1万円からなので、10万円以下になることも十分に考えられます。収入が多い学生、アルバイトを長く続けている学生の方が評価は高くなるものの、それでも10万円前後になると思ってください。
また、返済に遅れると督促書類によって親バレするリスクが高くなるだけでなく、信用情報に傷がついてしまうかもしれません。そのようなことにならないようにアコムのカードローンは計画的に使いましょう。
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要