プロミスの返済方法と最低返済額

プロミスではいくつかの返済方法が用意されているので、都合の良い方法を自分で選択できます。

返済方法ごとにメリット、デメリットがあるので、その特徴をしっかり把握することが上手に返済を行う第一歩といえるでしょう。

プロミスは最低返済額が低いので毎月の負担が軽く感じますが、最低返済額で完済したときの返済期間・返済総額をシミュレーションも紹介しています。

この記事ではプロミスにはどのような返済方法があるのか、毎月いくら返済する必要があるのか、どうすれば返済で損をしないのかを説明していきます。

また、どうしても返済が遅れそうだったり、返済が出来ないときの対処法についてもまとめました。

プロミスの返済について詳しくまとめているので、滞納や延滞がおこらないように、これからお金を借りるという人だけでなく、すでに借りている人にもきっと役立つはずです。

まずは、プロミスの返済方法について説明していきます。

プロミスの返済方法は5種類!そのメリット・デメリットとは?

プロミスには、次の5つの返済方法が用意されています。

プロミスの返済方法

  • 自動契約機のプロミスATMや提携ATMからの返済
  • インターネット返済(ネットバンキング)
  • 口座振替による返済
  • 銀行振込での返済

記事の冒頭では、自分で返済方法を選べると説明しましたが、その例外が1つあります。
それは、プロミスを「Web完結」で契約した場合です。

Web完結は、申し込みや契約、借り入れ、返済もすべてWEBで行うので、契約時に口座振替をインターネット上で登録しないといけません。そのため、Web完結で契約した場合は毎月の返済を口座振替で行っていくと覚えておきましょう。

ちなみに、Web完結契約でも毎月の支払いに加えて、追加で返済したい場合には他の返済方法と併用することはできます。

簡単に5つの返済方法の特徴を比較してみました。

プロミスの返済方法の比較

返済方法 手数料無料 24時間 来店不要 土日・祝日
ATM返済 プロミスATM × ×
提携ATM × ×
インターネット返済
口座振替
銀行振込 × × × ×

※ 提携ATMは、設置場所によって営業時間が異なります。

それでは、5種類の返済方法のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

自動契約機のプロミスATMや提携ATMからの返済

プロミスは、自動契約機に併設のプロミスATMや提携している金融機関のATMから返済を行えます。
ローンカードを挿入して、支払いたい額の紙幣を投入すれば返済完了です。

コンビニなどの提携ATMは24時間営業であることも多いので、深夜や早朝に利用するなら便利でしょう。

ただし、提携ATMは三井住友銀行を除き、すべて手数料が有料なので注意してください。

プロミスのATM手数料

ATM 1万円以下の取り引き 1万円を超える取り引き
プロミスATM 無料 無料
三井住友銀行ATM 無料 無料
提携ATM 110円 220円

手数料は返済を行なったタイミングで清算されるため、1万円を提携ATMから入金すると、手数料110円を差し引いた9,890円が借入残高の返済に当てられるのです。

プロミスATMを利用する場合

自動契約機に設置されているプロミスATMでも24時までは利用できるので、近くにあるなら提携ATMではなく、プロミスATMから返済するのがおすすめです。

ローンカードを挿入して返済したい額をATMに投入するという手順は、キャッシュカードで銀行口座に入金する場合とほぼ一緒なので、ATMの操作に迷うことはないでしょう。

プロミスATMでは投入した紙幣のうち、いくら返済に回すのかを千円単位で指定することもできるため、一万円札しか持っていないというときでも、必要最低限の額で返済できます。

また、プロミスATMなら、ローンカードがなくても返済可能です。

プロミスATMの画面で「カードなし」を選択し、氏名、生年月日、電話番号、暗証番号を入力すれば返済できます。

「返済しようと思ってプロミスATMに来店したのに、カードを忘れてしまった!」というときは、この方法で返済すると良いでしょう。

この方法で行えるのは返済だけで、借り入れはできません。

そのため、万が一、個人情報を悪用されてしまってもカードなしでプロミスATMから勝手にお金を引き出されるということはないので安心してください。

プロミス自動契約機の使い方

提携ATMを利用する場合

プロミスATMが近くにない場合には、提携ATMから返済しましょう。三井住友銀行ATMなら手数料が無料なので、提携金融機関の中では積極的に利用したいATMです。

プロミスの返済は、三井住友銀行を含めて以下の提携金融機関のATMから行えます。

返済ができる提携金融機関

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • イーネット
  • イオン銀行
  • 横浜銀行
  • 東京スター銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 福岡銀行
  • 熊本銀行
  • クレディセゾン

※ ゆうちょ銀行ATMの利用には、Web明細の登録が必要です。

※ 毎週月曜日の0:00〜7:00まではシステムメンテナンスで、すべての提携ATMが利用できません。

プロミスATMと異なり、提携ATMではカードがないと基本的に返済ができません。

ただし、スマホATMサービスを利用すれば、セブン銀行ATMならスマホアプリをローンカード代わりに使えます。

手数料がかかる点はローンカードで返済する場合と一緒ですが、覚えておくと便利でしょう。

営業時間は店舗によって異なるため、土日・祝日、夜間に返済したい場合には確認するようにしてください。

インターネット返済(ネットバンキング)

インターネット返済は、ネットバンキングを利用してスマホやパソコンからの手続きだけでプロミスの返済を行う方法です。

プロミスのインターネット返済に対応している金融機関でネットバンキングを契約していることが条件になりますが、手数料無料、24時間365日最短10秒で返済が行われるなどメリットは多いです。

プロミスに対応するネットバンキングなら24時間365日返済可能

原則24時間いつでもすぐに返済できますが、毎週日曜日23:00〜翌日月曜日7:00、毎月第3日曜日0:00〜6:00(およびその前日土曜日の23:00〜24:00)、各金融機関のメンテナンス中は利用できないので注意してください。

約1,100の金融機関がインターネット返済に対応しているそうなので、ネットバンキングの契約がある方ならすぐに利用できる可能性が高いでしょう。

ほんの一部ですが、次のような金融機関がインターネット返済に対応しています。

インターネット返済に対応している金融機関

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • PayPay銀行
  • 楽天銀行

などなど

上記以外にも多くの地方銀行などがインターネット返済に対応しているので、他の金融機関を利用したい方はプロミスの公式サイトで確認してください。

インターネット返済の手順

  • プロミス会員サービスにログイン

    スマホやパソコンからプロミスの会員サービスページにログインします。

  • 「インターネット返済」を選択

    ログイン後、メニューの中から「インターネット返済」を選択してください。

  • 返済する金額を指定

    返済する額は、200円以上、一円単位で指定することができます。

  • 金融機関を指定

    インターネット返済に対応している金融機関の一覧が表示されるので、利用したい金融機関を選択しましょう。この時点でネットバンキングの契約が完了していない場合には利用できないので注意してください。

  • 金融機関のネットバンキングへログイン

    プロミスの会員ページから、選んだ金融機関の公式サイトへと移動します。選択したネットバンキングのIDやパスワードなどを入力して、ログインしてください。

  • インターネット返済を実行

    取り引きの内容などが表示されるので、確認して問題がなければインターネット返済の実行ボタンを押しましょう。

  • 返済完了

    金融機関側での手続き完了から、10秒ほどで返済が反映されます。

口座振替による返済

毎月の返済を指定口座からの引き落としで行う方法です。Web完結の場合には契約時に登録を行いますが、契約後でも、プロミスの会員サービスから申し込みが可能です。

ただし、一部対応していない金融機関があったり、「預金口座振替依頼書」の郵送が必要だったりすることもあります。

会員サービスから口座振替の登録ができる主な金融機関

金融機関 対象者 利用可能時間
三井住友銀行 個人のキャッシュカード保有者、または個人のインターネットバンキング契約者 月曜日:7:00~24:00
火曜日~土曜日:0:00~24:00
日曜日:0:00~21:00
PayPay銀行 PayPay銀行に口座を保有しているすべての人 24時間利用可能です。
ゆうちょ銀行 通常貯金口座のキャッシュカードを持っている人 0:05~23:55
ただし、1月1日、1月4日0:00~0:14は利用できません。
みずほ銀行 個人のキャッシュカード保有者、または個人のインターネットバンキング契約者 土曜日:0:00~22:00
日曜日:8:00~24:00
ただし、毎月第1、および第4土曜日3:00~5:00は利用できません。
三菱UFJ銀行 個人のキャッシュカード保有者 24時間利用可能です。
ただし、毎月第2土曜日21:00~翌日曜日7:00は利用できません。
SBI新生銀行 個人のキャッシュカード保有者 24時間利用可能です。
楽天銀行 楽天銀行に口座を持っているすべての個人 24時間利用可能です。
ただし、以下の時間帯は利用できません。
・日付が変わる前後数秒
・3月、6月、9月、12月第3、もしくは第4月曜日の1:00~7:00
住信SBIネット銀行 楽天銀行に口座を持っているすべての個人 24時間利用可能です。
イオン銀行 イオン銀行に口座を持っているすべての個人 24時間利用可能です。
ただし、毎月第2月曜日2:00~6:00は利用できません。

※ 当座預金は利用できない場合があります。

最初に登録する手続きは必要になりますが、その後は自動的に返済が行われるので返済をうっかり忘れてしまうということがありません。

デメリットは毎回最低返済額だけの引き落としになるため、返済額の調整ができないということです。多めに支払いたいときには、別の方法を併用すると良いでしょう。

会員サービスから口座振替へ申し込む方法

  • 会員サービスへログイン

    カード番号+暗証番号、またはWeb-ID+パスワードでプロミスの会員サービスへログインします。

  • 「口フリ(口座振替)」を選択

    返済のメニューから「口フリ(口座振替)のお手続き」を選択してください。

  • 引き落とし先の金融機関を選択

    口座振替ができる金融機関が表示されるので、引き落とし先にしたい金融機関を指定します。

  • 金融機関のサイトから口座振替を申し込む

    指定した金融機関の公式サイトへログインして、口座振替の申し込みを完了させましょう。

  • 口座振替の登録完了

    三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行の場合には次回の返済日から、それ以外では金融機関側での手続きが完了次第、引き落としによる返済が開始されます。

銀行振込での返済

プロミスは銀行振込での返済にも対応しています。ただし、銀行振込にかかる手数料は利用者の負担になるので注意が必要です。

メリットは一円単位で返済できることですが、インターネット返済でも一円単位で金額を指定できます。手数料がかかるともったいないので、通常の返済では利用しない方が良いでしょう。

借入残高を一括返済したいがインターネット返済が利用できない場合など、銀行振込で返済するケースは限られます。

振込先は、会員サービスにログインして確認するか、プロミスコールに問い合わせをしてください。

プロミスの返済日はいつ?

プロミスの返済日は、5日、15日、25日、末日の中から好きな日を選ぶことができます。給料日の少し後だとお金の準備がしやすいでしょう。

プロミスは返済日が選べるため給与日にあわせて返済がしやすい

ただし、口座振替の登録をしている場合、引き落とし先によっては5日しか選べないので注意してください。

口座振替をする場合の返済日

金融機関 5日 15日 25日 末日
三井住友銀行
PayPay銀行
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
その他の金融機関 × × ×

先ほどもふれましたが、三井住友銀行三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行の5行は前日までに手続きをすれば次回の返済から口座振替が始まります。

一方、その他の金融機関は次回の返済日に間に合わないケースもあるので、その場合には別の方法で返済をしてください。

返済日は上記の通りですが、指定日が土日や祝日、年末年始といったプロミスの休業日にあたる場合には翌営業日が返済期日となります。

「お金を準備していたのに入金を忘れてしまった」、「仕事が忙しくてATMへ向かう暇がない」という可能性もあるので、できるだけ返済日の前日までには入金を済ませておくと安心でしょう。

これからプロミスではじめてお金を借りる方は、選んだ返済日と初回借入日によって以下のように初回返済日が決まります。

プロミスの初回返済日の決まり方

返済日 借入日 初回返済日
毎月5日 1日~19日 借入日の翌月の返済日
20日~末日 借入日の翌々月の返済日
毎月15日 1日~末日 借入日の翌月の返済日
毎月25日 1日~9日 借入日の同月の返済日
10日~末日 借入日の翌月の返済日
毎月末日 1日~14日 借入日の同月の返済日
15日~末日 借入日の翌月の返済日

例えば、毎月25日を返済日にした場合、1日~9日までに借り入れをするとその月から返済が始まりますが、10日~末日までに借りれば来月からの返済開始になるのです。

いつから返済が始まるのかよく分からないという人は、ATMの利用明細書、もしくは会員サービスで次回の返済日を確認できます。

また、プロミスをはじめて契約する方は、メールアドレスとWeb明細を登録することで30日間の無利息サービスを利用できますが、その期間中であっても返済日があることを忘れてはいけません。

無利息期間中なので利息は発生していませんが、決められた額の返済は必要になります。

プロミスの返済額は毎月いくらから?最低返済額を計算する方法

カードローンは、分割払いで借りたお金を返していきます。

プロミスでは、借入残高が100万円を超えるときは最長80回までで支払いを行えるため、高額融資であっても毎月の負担を抑えやすいのが特徴です。

また、最低でも毎月支払わないといけない金額が決められていて、その額以上であれば自由に返済額の調整ができます。

所長

プロミスの場合、その最低返済額を「残高スライド元利定額返済方式」で決めておるんじゃ。

残高スライド元利定額返済方式とは?

聞いたことのない言葉が並んで難しく感じますが、簡単にいえば借入残高に応じて段階的に最低返済額が下がっていく(上がっていく)返済方式です。

例えば、借入残高が2万円以下だと月1,000円の支払いですが、3万円~5万円になると月2,000円の支払いに上がります。

プロミスの最低返済額は以下の式で計算することが可能です。

最低返済額の計算方法

借入残高 最低返済額の計算式
(1,000円未満切り上げ)
返済回数
30万円以下 借入残高×3.61% 最長36回
30万円超、100万円以下 借入残高×2.53% 最長60回
100万円超 借入残高×1.99% 最長80回

※ 借入残高は、最後に借り入れをした直後の残高です。

先ほどの例を含めて実際に計算してみましょう。

最低返済金額の計算例

  1. 20,000円×3.61%=722円→1,000円(1,000円未満切り上げ)
  2. 30,000円×3.61%=1,083円→2,000円(1,000円未満切り上げ)
  3. 300,000円×3.61%=10,830円→11,000円(1,000円未満切り上げ)
  4. 310,000円×2.53%=7,843円→8,000円(1,000円未満切り上げ)

借入残高が増えれば最低返済額も段階的に増加していくのですが、30万円を超えたとき、100万円を超えたときには計算式が変わることを覚えておきましょう。

借入残高にかける割合が下がるため、まとまった額の借り入れになっても、返済の負担が増えすぎないように工夫されているのです。

借入残高ごとの最低返済金額

最低返済額の計算式が変わる以下の3つの場合で、借入残高ごとの最低返済額を表にまとめました。

プロミスの場合、契約限度額は毎月の最低返済額に関係しないので、希望通りの金額を借りられた場合を想定して最低返済額をチェックしてください。

もし最低返済額の支払いが難しいなら、審査に通ったとしても後で返済に困る確率が高いです。

借入残高が30万円以下の場合

プロミスで借入残高が30万円以下の場合には、次のような最低返済額になります。

  1. 借入残高が30万円以下の場合
  2. 借入残高が30万円超、100万円以下の場合
  3. 借入残高が100万円超の場合

借入残高が30万円以下の場合の最低返済額

借入残高 最低返済額
10,000円 1,000円
30,000円 2,000円
50,000円 2,000円
100,000円 4,000円
150,000円 6,000円
200,000円 8,000円
300,000円 11,000円

カードローンを利用する方の多くは少額融資を希望しているので、だいたいこのくらいの最低返済額になるでしょう。

一度に10万円を借りた場合には月4,000円、20万円だと8,000円、30万円だと11,000円と徐々に最低返済額が増えていきます。

借入残高が増えても、急激に最低返済額が上がるということはないですが、無理なく支払いができるかどうかを確認してください。

毎月の負担が少ないとついつい余計なお金を借りてしまいやすいですが、本当に必要な額だけを借りるのがカードローンを上手に利用するコツです。

借入残高が30万円超、100万円以下の場合

借入残高が30万円超、100万円以下になると毎月の支払いだけでも数万円単位になります。ちなみに、契約限度額が50万円を超える場合には収入証明書の提出が必須になるので覚えておきましょう。

借入残高が30万円超、100万円以下の場合の最低返済額

借入残高 最低返済額
310,000円 8,000円
400,000円 11,000円
500,000円 13,000円
600,000円 16,000円
700,000円 18,000円
800,000円 21,000円
900,000円 23,000円
1,000,000円 26,000円

借入残高が30万円を超えると、最低返済額の計算式が「借入残高×3.61%」から「借入残高×2.53%」に変わります。

借入残高が30万円のときよりも、31万円のときの最低返済額が低いのはこのためです。

例えば、プロミスで301,000円を借りていると次回の返済額は8,000円ですが、追加借入をせずにその次の返済日を迎えれば返済額は11,000円になります。

基本的には、借入残高が減っていけば最低返済額も下がりますが、区切りとなる金額の前後ではこのようなケースもあるのです。

借入残高が100万円超の場合

最後に借入残高が100万円を超える場合の最低返済額を見ていきましょう。

借入残高が100万円超の場合の最低返済額

借入残高 最低返済額
1,010,000円 21,000円
1,500,000円 30,000円
2,000,000円 40,000円
2,500,000円 50,000円
3,000,000円 60,000円
3,500,000円 70,000円
4,000,000円 80,000円
4,500,000円 90,000円
5,000,000円 100,000円

プロミスでは最大500万円までの借り入れが可能ですが、高額融資には消費者金融よりも銀行カードローンが向いているでしょう。

銀行カードローンの方が低金利ということもありますし、最低返済額も消費者金融より低い傾向にあります。

利用限度額が100万円を超えるケースは少数ですが、高額融資を希望している方はプロミスだけでなく銀行カードローンもあわせて検討してみてください。

所長

このように、借り入れ前に最低返済額を調べておけば、毎月無理なく返済していけるぞ。

プロミスを最低返済額で完済したときの返済期間・返済総額をシミュレーション

プロミス公式サイトの返済シミュレーションを利用すれば、何ヶ月で完済できるのか、最終的にはいくらを支払うことになるのかなどを調べられます。

最低返済額で支払いを続けた場合の返済期間と返済総額をシミュレーションしました。

最低返済額で完済した場合の返済期間・返済総額

借入残高
(適用金利)
最低返済額 返済期間 返済総額
(利息)
10万円
(年17.8%)
4,000円 32ヶ月 125,864円
(25,864円)
30万円
(年17.8%)
11,000円 36ヶ月 387,289円
(87,289円)
50万円
(17.8%)
13,000円 58ヶ月 746,160円
(246,160円)
100万円
(15.0%)
26,000円 53ヶ月 1,371,743円
(371,743円)

※ 上記の金額や期間は目安の数字です。あくまでもシミュレーションなので、実際の数字とは異なる場合もあります。

適用される金利は審査によって決まりますが、初回契約時にはプロミスの上限である年17.8%での借り入れになると想定した方が良いでしょう。

ただし、借入残高が100万円以上であれば利息制限法により必ず年15.0%以下の利率が適用されます。

いずれのケースでも、最低返済額で支払いをしていくと完済するまでに時間がかかり、結果として利息も増えてしまいます。

返済シミュレーションでは、借入金額、返済期間、毎月の返済額などを細かく指定できるので、ぜひ融資を受ける前に試してみてください。

プロミスをお得に返済するための方法

最低返済額で支払いを続けていけば毎月の負担は小さいものの、長期返済になりやすく、結果的に支払う利息は大きくなってしまいます。

ここでは、できるだけお得に返済を行うための方法を4つ紹介します。

必要最低限の額だけを借りるということはもちろん重要ですが、返し方を工夫すれば手数料や利息を節約できるでしょう。

プロミスをお得に返済するための方法

  1. 手数料のかからない返済方法を選ぶ
  2. 無利息期間中にできるだけ借入残高を減らしておく
  3. 最低返済額以上を入金して元金を早く減らす

それぞれの方法は併用することもできるので、ぜひ利用できる方法は積極的に取り入れてください。

1. 手数料のかからない返済方法を選ぶ

返済方法の中には手数料が有料のもの、無料のものがあります。

プロミスの場合、三井住友銀行以外の提携ATMからの返済、および銀行振込だと手数料がかかります。

提携ATMの手数料は1回あたり110円、もしくは220円ですが、利用回数が多いなら無視しても良い金額だとはいえません。

例えば、月に1回1万円超の借り入れ、月に1回1万円以下の返済を1年間続けたとしましょう。その場合、ATMの利用手数料だけで、年間3,960円もかかるのです。

プロミスは、プロミスATM、インターネット返済、口座振替などから返済すれば手数料がかかりません。

おすすめは口座振替で、一度登録をしてしまえば毎月自動的に引き落としをしてくれます。

2. 無利息期間中にできるだけ借入残高を減らしておく

プロミスとはじめて契約する方は、メールアドレスとWeb明細を登録することで、初回借入の翌日から30日間が無利息になります。

申し込み時に書面の受取方法を選べるので、「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」を選択しましょう。

そして、無利息期間を上手に利用するコツの1つは、期間中にできるだけ借入残高を減らしておくということです。

カードローンの利息は、「借入残高×金利(実質年率)÷365×借入日数」という式で計算できます。

この計算式から借入残高が多いほど利息が増えやすいということが分かるので、利息が発生する前にできるだけ残高を減らしておきましょう。

無理に支払いをして延滞してしまっては意味がありませんが、たとえ返済日の前であっても無利息期間中に返済をしておくことは利息の節約に有効なのです。

3. 最低返済額以上を入金して元金を早く減らす

借入残高によって決まるのはプロミスの最低返済額です。あくまでも「最低」なので、お金に余裕があるなら多めに返済しましょう。

プロミスの返済方式は「残高スライド元利定額返済方式」ですが、この「元利」とは返済額の中に元金も利息も含まれるという意味です。

例えば、借入残高が10万円で毎月4,000円の返済をしていく場合、次のような元金と利息の内訳になります。

10万円を返済する場合の元金と利息の内訳

回数 毎月の返済額 元金 利息 残高
1 4,000円 2,517円 1,483円 97,483円
2 4,000円 2,555円 1,445円 94,928円
3 4,000円 2,592円 1,408円 92,336円
32 1,864円 1,837円 27円 0円
累計 125,864円 100,000円 25,864円 0円

1回目の返済では、4,000円を支払っても元金に充当されるのは2,517円だけなのです。

しかし、多めに返済したり、返済日とは別に入金したりした場合には、その額がすべて元金に充当されます。

最低返済額よりも多く支払いをすることで効率的に残高を減らしていけるので、給料日後や月末などに追加で返済できないかを検討してみてください。

プロミスの返済日に返済できない時はどうすれば良い?

最後にプロミスの返済日に遅れそうだったり返済できないときはどうすれば良いのかについて説明していきます。

返済日に1日でも遅れれば延滞です。

延滞すると遅延損害金が発生し、通常よりも高めの金利が適用されてしまうだけでなく、信用情報に傷がつき今後のローン審査、クレジットカード審査に影響が出るリスクもあります。

プロミスの返済が遅れると信用情報に傷がつき今後の借入審査に影響する

まず、「お金があるのに返済を忘れてしまった!」というケースを防ぐためには、プロミスの「ご返済期日お知らせメール」を利用しましょう。

プロミスの会員サービスへログイン後、「会員サービスの各種申込」>「ご返済日お知らせメールの配信設定」へと進み、サービスの登録と配信日時の設定を行ってください。

指定した日時になると登録しているメールアドレスに返済日を知らせるメールが届くので、返済をうっかり忘れるというケースを減らせます。

また、そもそもお金が用意できないという場合には、以下のような対処法があります。

返済日に間に合わないときの対処法

  • プロミスコールで返済について相談する
  • プロミスの自動音声で入金日を登録する

プロミスコールでは返済に関する相談が可能

プロミスコールへオペレーター対応時間内(平日9:00~18:00)に電話をすれば、返済に関する相談ができます。

延滞している状態で何もしないとプロミスから返済確認の電話がかかってきますが、返済が遅れそうだと分かったら自分から連絡をするようにしてください。

オペレーターに繋がったら返済日に遅れそうな旨を伝えれば、いつまでに入金できるのか、いくらであれば支払えるのかなどが聞かれます。

返済の相談だけで問題が解決するわけではありませんが、早めに相談することで事態の悪化を防げるでしょう。

返済日から14日以内の入金なら自動音声で手続き可能

入金忘れであったり、近いうちに入金できたりする場合には、オペレーターと話さなくても入金予定日の登録が可能です。

プロミスコールへ電話をして、自動音声ガイダンスに従って入金日を登録してください。

この方法で手続きができるのは、もともとの返済日から14日以内に入金できる場合に限られます。それ以降の入金になると、オペレーターとのやりとりが必須になるので覚えておきましょう。

また、この手続きをしても毎月の返済日が変わるわけではありません。
転職などで給料日が変わり、返済日も変えたいという方は、自動契約機、会員サービスのいずれかで手続きが可能です。

ただし、毎月の返済日を変える場合には、一度、利息の清算が必要になるケースもあります。

所長

プロミスは返済日から14日以内の遅延なら、誰とも話さずに対処できるぞ。

【まとめ】プロミスは返済方法を自由に選べる!最低返済額以上の入金が上手な返済のコツ

プロミスではたくさんの返済方法から自分に都合の良い方法を選ぶことができます。まずは、手数料のかからない方法を優先的に選ぶようにすると良いでしょう。

プロミスでお金を借りるにあたって避けたいのは返済日に遅れてしまうことなので、返済忘れが起きにくいという意味では口座振替がおすすめです。

ただし、口座振替だと最低返済額しか引き落とされないので、必要に応じて他の方法も併用してください。

例えば、インターネットバンキング、プロミスATM、三井住友銀行ATMから返済をすれば手数料はかかりません。

最低返済額での支払いだとなかなか元金が減らずに、完済するまでに多くの利息が発生してしまいます。できるだけ最低返済額以上の入金を心がけて、上手に返済を行いましょう。

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※ 貸付条件

アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要

レイクの貸付条件:商号 新生フィナンシャル株式会社/貸金業登録番号 関東財務局長(10)第01024号 日本貸金業協会会員第000003号/貸付利率(実質年率)4.5%~18.0%(※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。)/遅延損害金(年率)20.0%/返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式/返済期間、回数 最長5年、最大60回(※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。)/担保・保証人不要